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求道会館は、仏教界の刷新を志し欧州の宗教事情をつぶさに経験してきた若き日の近角常観の注文に基づき、新進気鋭の建築家として全く同時期にヨーロッパ近代建築の新潮流を学びその日本への定着を試みてきた武田五一が12年にわたる設計期間の末に生み出したものである。 近角はこの建築のさらに10年後、老朽化していた木造の求道学舎の建て替えも同じく武田に依頼し、近代建築による欧州形式の寄宿舎(現在は閉鎖中)を作り、この求道会館に調和した宗教空間を作り出している。 昭和16年に常観が没したあとは弟の近角常音がその活動を受け継いだ。そして常音が昭和28年に亡くなったあと会館は長く閉鎖されることになった。平成6年に東京都の有形文化財に指定され、平成8年から6年間修復工事が行なわれ、平成14年6月にオープンした。 |
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